和声のレッスンはどのようなものか
和声のレッスンは、おおむね、次のように行われます。
まず、前回の和声のレッスンで添削されたところを、
再実施しますが、その再実施をもう一度、添削します。
一回の再実施では、完璧にならないときは、
再度、繰り返して実施していただきます。
それから、新しい課題の実施を添削します。
具体的には、 連続5度・8度、並達5度・8度、増音程などの、
禁則が生じていないか、より自然なソプラノ・バスの動きはないか、
アルト・テノールの動きに無理はないか、チェックします。
和音が正しく連結されていて、各声部の動きが不自然でないか、
を拝見させていただきます。
それから、ピアノで、実施された課題を弾いていただきます。
指の感覚で和声が実施できるようになり、
頭の中で音を鳴らす、とても大事な訓練です。
大まかな、レッスンの流れを紹介いたしました。
和声のレッスンを受講するメリット
和声-理論と実習-の別冊には、実施例がありますが、
その多くが、1つの実施だけです。
実施は、1つだけではなく、複数、存在します。
これを、きちんと添削するために、
和声のレッスンが存在します。