3月中旬(3/15)
余寒も和らぎ、外出が嬉しい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、当教室には、生徒さんが毎回元気よく通っておられます。
みなさん、少しずつ、確実に進歩されております
小学生の女の子は、バイエル上巻の後半に入っています。
ここまでくると、練習曲は右手と左手の動きが完全に分離しており、それがかなり続いていますが、根気強く続けられています。曲集の併用も考えています。
大人の社会人の方は、ピアノを弾く時に、過度に力が入ってしまうという課題を抱えています。克服するために、打鍵した指でしっかり、腕全体の重みを支えながら、他の指、手首、肩、腕の力を抜くというトレーニングを続けています。すぐには効果は出ませんが、気づいたらできるようになっていた、というふうになると思います。コツコツと練習していきましょう。
和声を学ばれている社会人の方は、この前、第2巻が終わりました。ソプラノ課題の和音設定が、近親転調も含んでいるせいか、まだ慣れていないところもありましたが、禁則ができているようなところはなく、とても合理的に実施されております。
第3巻に進む前に、バス課題、ソプラノ課題をご自分で作ってもらうという宿題を出させていただきました。どちらも近親転調を含みます。どんな課題ができるのか、楽しみです。
新しい生徒さんも加わりました。
声楽を大学で専攻され、3月に卒業された方が、ピアノと和声を学ぶために通われることになりました。
また大学で作曲を専攻していた方が、和声をはじめとした音楽理論を、通信教育で学ぼうとされています。大学では第2巻まで進んでいるということですので、課題を拝見させていただいてから、第3巻からはじめるか検討したいと思います。
こんな方もおられました。
音楽大学受験のためのソルフェージュを受講されたい、とのお申し込みをいただき、日時を決めている間に、すでに受けている大学の合格発表があり、見事に合格された、とのこと。こんなこともあるのですね。おめでとうございます!
ところで、教室に新しい椅子が届きました。
これまでの四角く平らな椅子では、高さを変えるのに、ハンドルを回さなければなりませんでした。
今回届いたのはスタンダードな椅子ですが、生徒さんが変わるたびに時間をかけて高さを変える必要がなくなりました!腕の高さや姿勢を、より細かく説明することもできるようになります。
また、お月謝袋が新しくなった生徒さんもおられます。一年、同じ袋を使うと、紙製なので、くたびれてしまいます。新しいお月謝袋でまた一年、頑張って欲しいと思います。
というわけで、生徒さんの成長、新しい生徒さんのご様子、教室の変化などを、お伝えさせていただきました。
実り多い新生活となるよう心よりお祈りいたします。
3月1日
春まだ浅く、風に冷たさが感じられる今日この頃、いかがお過ごしですか。
今回も、新しい生徒さん、大きく成長されている生徒さん、ちょっとした変化など、教室の報告をしたいと思います。
昨月、2月には、4人の新しい生徒さんが教室においでくださり、レッスンを体験していただきました。
うち一人は、音楽関係の大学を目指すために、毎週通うこととなりました。
残りの方は、これまで通っていた教室の先生がいなくなってしまったり、教室を変えようと思っておられる方でした。自分に合うか合わないか、毎週安心して通えるか、レッスンはどうかなど、ゆっくり、検討していただきたいと思っています。
ところで、作曲を学んでいる小学4年生の男の子は、転任してしまうだろう先生のために贈るピアノ曲を制作していましたが、前回のレッスンで完成しました。タイトルと作曲者の名前をきちんと入れて、プレゼントとして製本をし、送別会で作品が贈られることでしょう。
また、昨年の8月から通っておられる社会人の方は、月2回、和声を学んでいますが、もう、転調のあるソプラノ課題を残して、和声-理論と実習-の2巻を終えることとなりました。半年ほどで2巻が終わるのは、驚異的なスピードです。いい加減なところはなく、毎回、よく練られた実施をお持ちいただいています。もしかすると、1年以内に、3巻まで終わってしまうのではないでしょうか。
3巻のあとは、フランスの和声作家の課題、対位法、スタイル和声にチャレンジしていただきます。
さらに、教室に、毛ばたきとクロスを導入しました。鍵盤についている、小さなほこりや、譜面台についている、指紋などを除去することができるようになりました。
いつもきれいなピアノでレッスンできるように。
楽典の問題集が3冊、音楽史の教科書が2冊入り、音楽の教養を身につけるために通われる方の準備が整いました。
小さな机を処分し、棚を移動したことで、待合室として使っている部屋が、ちょっとだけ広くなり、スッキリしています。
生徒さんに合わせて、教室も少しずつ変化しているようです。
これからも、よろしくお願いいたします。