松江音楽教室の運営報告

5月中旬の教室報告(5/15)

若葉の萌え立つ季節となりました。皆さまにおかれましてはお変わりございませんか。

5月中旬の教室の報告をさせていただきます。5月上旬はゴールデン・ウィークなので、教室に通われる方は、少なく、短期間の報告となります。生徒さんのご成長、新しくレッスンを受けにいらっしゃったお子様について、また教室の様子などをお知らせいたします。

生徒さんのご成長

小学2年生の女の子は、バイエルの上巻を引き続き進めております。左右の手の指が異なる動きが多く、少し苦戦しているようです。レッスンで全体に慣れていただきお家で復習の練習をすることで、上達しますので、がんばってください。加えて、指の打鍵の練習をしています。先日は右手の親指と人差し指の使い方をアドバイスしました。中指・薬指・小指も少しずつ扱っていきますので、あせらずゆっくり覚えていきましょう!

もうすぐ通い始めて1年となる社会人の方は、ショパンのエチュード10-7を身体が覚えるまでずっと取り組んでおられます。重音を右手で高速に打鍵し続けるこの曲に慣れるまで時間がかかりましたが、先日のレッスンで、大分、仕上がってきたとおっしゃられました。とにかく練習量をこなさいと右手が疲れてしまいます。テンポが緩むときに休めたりして、最後まで弾ききる曲です。長い期間、よくこの曲を続けてこれたと思っています。次は、スクリャービンのエテュードをお弾きになるとのこと、楽しみです。

また、先月、社会人になりお勤めされておられる方は、バッハのシンフォニアg-mollと、グリーグのソナタを勉強されています。バッハは、モチーフを強調したり、メロディーを引き立たせたり、非和声音を慎重に弾いたり、いろいろな弾き方があるのですが、バロックという時代背景がみえることと、なにより「音楽」がそこにあること、が大切です。何となく弾くばかりではなく、なぜその音をそういう風に弾くか、という根拠を自分でしっかり持つことが重要です。

新しくお見えになった方

8歳、小学3年生の男の子が、教室にやってきました。これまで、習ってきたピアノ曲を弾いていただき、指の形や表現についてアドバイスを少し行いました。7月から通うことが決まっています。3歳からはじめられたそうです。ピアノに加えて、ソルフェージュ、特に視唱を取り入れながら進めていけたら、と思います。

新しいこと

母の日に届いたカーネーションが100本、玄関に飾っております。宅急便から届いた箱を空ける母も、驚いておりました。記念写真などを撮ってから、ほどいて花瓶に入れ、レッスン室へ続く階段に飾ってあります。水を毎日入れ替えれば、かなりもつので、レッスンにいらしたとき
に、ご覧になってください!


また、いろんな種類がある補助ペダルのうち、ピッタリなものを見つけました。先日、注文したばかりで、もう少ししたら届くと思います。お子様のピアノを弾く姿勢が良くなれば幸いです。

さらに、新しいiMacも配送の手続きをしました。教室の事務処理やホームページ、ブログの更新に役立ってくれることでしょう。到着するのが楽しみです。

5月下旬は、以前購入し、一度処分してしまっていた、アンリ・シャランの380の課題集のうち、9巻と10巻を取り寄せたり、ピアノ演奏の教材を購入して、研究をはじめる予定です。

五月晴れのように皆さまのお気持ちも晴れやかでありますようお祈り申し上げます。

5月の教室の報告(5/1)

新緑の青葉が繁る季節迎え、みなさまお元気にお過ごしと存じます。

5月の教室の報告をさせていただきます。教室に通っておられる生徒さんのご成長、新しくレッスンを受けにいらっしゃった大人の方、お子様について、教室の様子などをお知らせいたします。

生徒さんのご成長

ピアノ悠々塾の入門編・基礎編を弾き終えた大人の方は、今、初級編まで進んでおります。ここまでくると、小節が多くなるのもそうですが、反復記号やコーダ・セーニョなどが出てきて、曲が長くなってきます。加えて、シンコペーションや微妙なところにタイなどが現れて、譜読みに時間がかかるのと、両手で弾いたときにうまくいかないことがあります。教室でこうした難しい部分に取り組み、ご自宅でしっかりと練習することで、1つずつクリアしていきましょう。また、より基礎的な技術を習得していただくために、大人のハノンを新しく取り入れようとしています。指の力をつけるのと、脱力を身につけます。

また、和声を学んでいる社会人の方は、和声の3巻の借用和音まで進みました。次回のレッスンでは内部変換、また余裕があれば転位を扱います。1音符1和音の世界から複数の音符を1つの和音でまとめる世界へ移っていきます。転位が終われば、3巻を続けながら、アンリ・シャランの380の課題、9巻・10巻に取り組んでいただくことになります。それにしても、とても進度は速く、1年以内でここまで進む方ははじめてです。


そして、現在、カスキの演奏をしている社会人の方は、作曲に関心をお持ちになったようで、新しく音楽理論の学習を始められる予定です。楽典は途中まで進んでいるので、作品を制作していただいたり、楽式、和声を学んでいただくことになりそうです。

新しくお見えになった方

4歳の女の子が、ピアノをはじめたい、とお教室にやってきました。ピアノの前できちんと静かに座れていられて、たいへんやりやすいお子様でした。指の体操をかんたんに行い、きらきら星、かえるのうたを、弾いていただきました。ピアノには関心があるようで、興味を持ってレッスンを受けていただいたと思っています。

また、ピアノと作曲に興味がある大人の方が見えました。コードネーム付のメロディーを作曲しお持ちいただきました。それをピアノで弾きながら、楽式・楽典・和声など作曲および作曲理論の概略をお伝えしました。また、バイエルの中から2曲くらい初見をしていただいて、どの程度のテクニックをお持ちか、確認しました。ドビュッシーやショパンに興味をお持ちのようで、ポピュラー系とクラシック系を用意してありますが、後者のコースで進めていこうと思っております。

5月は、まだペダルや床まで足が届かないお子様のために補助ペダルを導入したり、より高度な和声に挑戦していただくために、アンリ・シャランの380の課題集のうち、9巻と10巻を取り寄せる予定です。加えて、メロディーの聴音が進んだ大学院を目指す生徒さんのために、ノエル・ギャロンの2声聴音課題集を注文しようと思っております。

過ごしやすい季節とはいえ、お体には十分お気をつけ下さい。

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